映画お父さんと伊藤さんの原作のあらすじに注目!ネタバレあり

 

上野樹里さん主演の映画、お父さんと伊藤さんが来年公開されることが明らかになりました。上野樹里さん2年ぶりの映画主演作となる、お父さんと伊藤さんでは、リリー・フランキーさんと年齢差20歳の恋人役を演じるそうです。注目の原作についてあらすじなど詳しく調べてみました。ネタバレありなので注意です。

『お父さんと伊藤さん』の原作は注目の小説現代長編新人賞受賞作

 

原作は第8回小説現代長編新人賞を受賞した中澤日菜子(なかざわひなこ)さんの、同名の家族小説です。この作品は中澤日菜子さんのデビュー作になります。小説現代長編新人賞受賞の際は、選考した数々の著名人たちが絶賛したそうです。以下は選考した著名人たちのコメントです。

伊集院静さん 安心して読める文章力を備えていた

角田光代さん 思わず家とは何かを考えさせられた

杉本章子さん これほど登場人物の体温を感じた作品はなかった

花村萬月さん テンポよく読めたし、とても安定

石田衣良さん 台詞の上手さは出色

 

また、本読みのプロが選ぶ「とっておき」の今年の3冊(「ダ・ヴィンチ」2015年1月号にて、香山二三郎氏が選者)に選出された注目作品です。

ここまで評価されている原作の映画化ということで、映画の出来も期待ができそうですね。

 

原作者の中澤日菜子さんとは?

中澤日菜子さんは1969年東京都生まれで、慶應義塾大学文学部卒業です。出版社勤務をしていましたがその後、劇作家として活動していました。

2013年に「お父さんと伊藤さん」で第8回小説現代長編新人賞を受賞し、翌年にデビューしました。また戯曲では、2007年にミチユキ→キサラギで「第3回仙台劇のまち戯曲賞」大賞、2012年に春昼遊戯で「第4回泉鏡花記念金沢戯曲大賞」優秀賞などを受賞しています。

 

原作『お父さんと伊藤さん』のあらすじは

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上野樹里さん主演映画お父さんと伊藤さんのキャストとあらすじは?

書店でアルバイトをしている綾は伊藤さんというアルバイトで小学校の給食のおじさんをしている男性とボロアパートで慎ましく暮しています。彩は34歳、伊藤さんは54歳で2人の歳の差は20歳。伊藤さんには、バツイチという過去もあります。

ある日、兄から「お父さんを引き取ってくれないか」との連絡が入ります。父は小学校の先生をしていましたが、定年退職した74歳。また、綾が父のことが昔から苦手でした。伊藤さんと同棲しているので、彩は父の引き取りを断ります。しかし父は身の回りの荷物とともに、2人の部屋に転がりこんでしまいます。

伊藤さんの存在を知り驚く父。だが「この家に住む」と譲りません。その日から3人のぎこちない共同生活が始まります。そして彩は一緒に住んでいく過程で父の重大な秘密を知ることになります。

 

物語は綾の視点で進行しています。誰にでも起こりそうな家族の問題を、絶妙なタッチで描いている作品になってます。

 

まとめ

上野樹里さんが主演ということで話題になっていますが、原作もとっても魅力的なお父さんと伊藤さん。主役の綾と伊藤さん、またお父さんなどをキャストがどう演じているのか楽しみです。映画の方は、9月10日にクランクインし、10月4日にクランクアップを迎えたそうなので、来年の公開が待ち遠しいですね。

 

 

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