白鵬のダメ押し問題は悪くない?やってしまった理由や世間の反応も

 

 白鵬がダメ出し!!現在進行形で行われている春場所。荒れる春場所と言われていますが、今回は取組以外のところでも荒れてしまいました。現在、白鵬のダメ出しでメディアが賑わっています。恐らく既にニュースで一度は目にした人も多いのでは?

 そんな白鵬のダメ押し問題の一部始終をここで説明します。また、世間の反応や個人の見解やダメ押し問題を起こしてしまった理由も考察しています。気になった方はどうぞお立ち寄りください。

白鵬のダメ押し問題とは?またやってしまった理由とは?

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 事件は3月20日春場所の中日、白鵬-嘉風での取組において起きました。内容は白鵬の寄り切りで白星を上げたのですが、その後が不味かったです。嘉風が完全に土俵に出ているにもかかわらず半ば持ち上げるように嘉風を土俵の外に投げ捨てたのです。俗に言うダメ押しです。しかも不幸なことに投げ捨てられた嘉風が、井筒審判長に直撃。そのまま井筒審判長は、病院に搬送され事態は予想以上に深刻なものとなりました。

 心配された井筒審判長は、左太もも骨折で全治3カ月の怪我を負いました。翌日、白鵬は伊勢ケ浜審判長にお叱りを受けました。これは流石にこたえたのか反省の弁を述べています。

 これが今回の白鵬のダメ押し問題の一連の流れです。ただここに至るまでの予兆もありました。というものも白鵬は昨年の名古屋場所でも逸ノ城にダメ押しをしておりさらには、今回の春場所4日目にも隠岐の海にダメ押しをしています。ある意味では起こるべくして起きたと言えます。

 白鵬のダメ押しについて1つ気になった事があります。八角理事長は、白鵬のダメ押しは癖みたいなものだと言っています。これを聞いたときボクシングの具志堅用高氏や格闘家のボブサップ氏を思い出しました。ともに相手のダウン後にパンチを浴びせる癖がありました。実際、格闘家でこの癖を持っている人は多いです。白鵬の場合もそれに近いもの言えるのではないでしょうか。ただ、具志堅氏の方はこの癖を無くすことが出来ています。横綱である白鵬が無くせないわけがないで、すぐにでも無くして欲しい癖です。

 

白鵬ダメ押し!世間の反応や個人の見解とは?

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最近の白鵬は横綱にも関わらず、先のダメ押しや他に変化を行ったりすることから、あまりいい評判を聞きませんでした。そして今回のダメ押し問題で、一気にそれが爆発したように思えます。メディアやネットのコメントをみても今やすっかりヒールとなっています。

一時、比較された朝青龍とは、ヒールの朝青龍、優等生の白鵬と紹介されたときもあっただけに少し滑稽にも思えます。朝青龍不在となった後任がまさか白鵬になろうとは、当時からは想像もつきません。朝青龍のときもそうでしたが、得てして強すぎるというものも問題だ、という言葉が再認識させられます。一方では、人はヒールを作りたがるものなのでは?とさえ思っています。それを今回の一連の騒動で強く思いました。

 

だとしても今回の件は、白鵬は流石に反省しないといけない部分が大いにあります。やはり横綱、まして歴代最多を誇る横綱です。もはや横綱の中でもさらに別格の存在です。品格を含め、求められるものが多くなるのは当然です。勝ち負けは一番大事ですが、それが全てではないです。横綱である以上こうしたところもしっかりして欲しいです。もう落ち目とかといった声も聞かれるようになりましたが、横綱としての真価は今こそ問われていると言えます。応援しています。頑張って下さい。

 

まとめ

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 白鵬の批判については、そこら中に出回っていますので、あえて白鵬の視点に立って述べます。

 まず、悪いとはいえ白鵬から見れば土俵際は、相手が出たかどうかの判断は困難を極めます。そこでもし出てなかったとしたら今度は自身が危ないのです。勝負の世界である以上は、勝てるという確信がない限りは気を抜けないのです。念を押したとも言えます。それが今回につながったとも見て取れます。

 もう一つは、これは薄々感じている人も多いとは思うのですが、観客席が近すぎです。あんなところで見ていたら遅かれ早かれいずれ人とぶつかるのは必然です。ダメ押しで怪我したのは悪いですが、今後もぶつかる可能性はまず間違いなくあります。野球でも打ったボールが当たって死んだあるいは失明の事例もあります。今回の件で新たに席についての見直しも検討したほうがいいかもしれません。

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