ストレンジャーと原作漫画ポーの一族の違いは?あらすじと結末のネタバレ

 

香取慎吾さん主演 スペシャルドラマ『ストレンジャー -バケモノが事件を暴く-』が2016年3月27日に放送されますが、原作である女性漫画の名作『ポーの一族』とは、どんな漫画なのでしょうか。

漫画が原作のドラマなので、どのようにリンクしているのか?結末はどうなるのかも気になるところです。

複雑に絡み合った『ポーの一族』の結末はいかに!ネタバレ注意です!考察を踏まえながらご紹介していきます。

 

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ドラマ「ストレンジャー」は萩尾望都(はぎおもと)さん原作の少女漫画の名作である「ポーの一族」が原案になっています。

この作品は『別冊少女コミック』で1972年から連載がスタートし、1976年に連載が終わっていますが、その後もファンを魅了し続けています。

吸血鬼「バンパネラ」のエドガー『ポーの一族』と関わった人たちの悲しくも切ない生きる旅の物語です。

 

ストレンジャーの原案「ポーの一族」あらすじのネタバレは?

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物語の始まりは、主人公エドガーのポーツネル家が住み慣れたポーの村から引っ越すところから始まります。父・母・妹(メリーベル)の4人家族です。

ポーツネル一家は引っ越し先の街で自分たちの餌となる人たちを探します。

エドガーは財閥の息子、アランと出会います。エドガーは体の弱いメリーベルのためにアランを『ポーの一族』に迎えようとします。

一方、手頃な餌を求めるポーツネル夫妻は医師クリフォードと婚約者ジェインに目をつけます。

メリーベルにそっくりの婚約者をなくしている心惹アランはメリーベルを好きになっていきます。次第にエドガーとも距離が近づき不信感が薄れていきます。

そんなある日、事件が起きます。ポーツネル婦人のシーラに思いを寄せていたクリフォードが、シーラの正体に気づき、刺してしまいます。婚約者ジェインのところにいたメリーベルも駆けつけたクリフォードに銀の銃弾で撃たれ消滅してしまいます。ポーツネル一家が「バンパネラ」だと確信したクリフォードは街に広め、シーラを連れて逃げる最中ポーツネル夫妻は民衆によって消滅されてしまいました。

その頃、アランは母親の主治医の陰謀に嫌気が差し、階段から突き落として殺害してしまいます。

 

クリフォードを許せないエドガーはクリフォードを殺して、絶望に打ちひしがれるアランを「バンパネラ」へと誘い、連れて逃げ出します。

 

「バンパネラ」となり不老不死になった二人はそこから何十年、何百年と一処には留まれず、点々と旅を続けることになります。

 

 

そもそもエドガーが『ポーの一族』になったきっかけとは?

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エドガーが『ポーの一族』になるきっかけは、森に捨てられているところを助けたハンナという老婆が『ポーの一族』だったためです。当時エドガーは4歳、メリーベルは生まれたばかりでした。

 

ハンナのもとで暮らし始めたエドガーは11歳の時に友人たちと悪戯をして遊んでいる最中に衝撃の事実を知ることになります。命の恩人のハンナを含め、ポーの一族はお伽話だと思っていた「バンパネラ」だったのです。

 

エドガーが知ってしまったことを危惧したポーツネル男爵はメリーベルを人質にし、成人を迎えたら「バンパネラ」になることを約束させました。エドガーはメリーベルを救うために何も知らせぬまま遠ざけたのです。

 

成人を迎えたエドガーは、抵抗するも「バンパネラ」にされてしまいます。人間として生きていけなくなったエドガーはポーツネル男爵の養子として暮らすことになってしまいました。

 

3年後、再会をはたしたメリーベルはエドガーが「バンパネラ」になってしまったことに衝撃を受けるも、たった二人の兄妹なので、自分も「バンパネラ」として生きていくことを選びます。

 

そこから、ポーツネル一家の暮らしが始まるのですが、様々な人間と関わり、ある者は日記に記し、またある者は子や孫の言って聞かせ「バンパネラ」の逸話は伝わっていきます。

 

 

ストレンジャーの原案「ポーの一族」結末はどうなる?

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メリーベルと死別し孤独と戦い続けるエドガーとアランは、オカルト信者であるジョンと出会います。

ジョンはエドガーが「バンパネラ」ではないかという疑念を抱き、エドガーを調べ始めました。

しかしジャンが証拠を突き止めた矢先、エドガーによってすべてを燃やされてしまいます。

その時、巻き込まれた少女シャーロッテは絵画をアランに託し、亡くなってしまったのでした。

 

数年の後、アランは街でエドガーによく似た少女エディスに出会い、彼女はシャーロットの妹だとわかります。

命を救えなかったシャーロットに自責の念を抱いていたアランは、エディスが気になってしまう。恋心を抱くようになったアランはエディスにシャーロットから託された絵画をプレゼントし「バンパネラ」に加えたいと思うようになる。

しかし、そこにジョンが現れ絵画の持ち主を探り始めます。

また次第にアランに疑念を抱くようになるエディスは、アランを遠ざけるようになってしまいます。

アランは仕方なくエディスを気絶させ、エディスの家の時計の中に隠してエドガーを呼びに行くが、エディスの家が火事になってしまう。

アランとエドガーはなんとかエディスを助けだしたが、アランは火の海に落ちてしまい消滅してしまったのでした。

 

目の覚めたエディスは記憶を辿って、アランとエドガーが助けてくれた事を思い出すが、その後の二人の消息は不明のままでした。

 

エディスから事情を聞いたジョンはひどく落ち込み、すべてが幻であったこのように思えた。しかし、自分の記憶に残るエドガーと彼に関わった人間たちのことを本に残すことを決意する。

 

書き出しは -エドガーおまえに、わたしのはるかなおまえに、そしてそのポーの一族によせて- と記して・・・。

 

まとめ ~原作とドラマがどうリンクするのか?

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『ポーの一族』ですが、話を文章にまとめてみると、なかなか複雑ですね。『ポーの一族』をまとめてみて、改めて思うのは今回ドラマ化される『ストレンジャー』は、続編のようなものではないということです。

香取さん演じる主人公の三杉 晃(みすぎ・あきら)がポーの一族の末裔に生かされて、不老不死の「バンパネラ」になった。といった設定が『ポーの一族』原案になった一番の理由と思われます。

 

ただ、エドガーの人でありながら人でない。最後まで背負い続けた不老不死という孤独を香取さんがどこまで演じきるかは楽しみですね。もしかしたら立ち位置的には中条あやみさん演じる真理亜(まりあ)がエドガーで、香取慎吾さん演じる三杉がアランなのかもしれませんが。そして殺された香取慎吾さんが迎えに行こうとした伊東香織がメリーベルといった感じなのかもしれません。

 

サブタイトルが「バケモノが事件を暴く」ですから、探偵・推理モノのようなストーリーなのでしょう。だとすれば、犯人がいるわけで、まだわかっていないこともたくさんあると思われます。わたしが思っているよりも『ポーの一族』にリンクしているのかもしれません。

 

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