2016年4月12日から始まる火曜ドラマ「重版出来」。このドラマは人気漫画が原作になってるんです。アカデミー賞受賞女優の演技派黒木華さんが主演で話題になっています。
そんな「重版出来」ですが、どういうストーリーなのでしょうか?原作漫画のあらすじをネタバレしちゃいます。かなり詳細にネタバレしますので、閲覧注意です。
また最終回の結末についてもまとめました。また第一話のエピソードのネタバレもあります。
原作漫画「重版出来」とは?
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重版出来「月刊スピリッツ」で連載している原作は松田奈緒子さん。
この作品は2014年に日本経済新聞主催の「仕事マンガランキング」で1位になったことで話題になりました。
タイトルの読み方は「じゅうはんしゅったい」というのですが、出版業界でない人には馴染みのない言葉ですよね。発売された本の初版が完売して、再度本を刷ることです。
この「重版出来」のために、編集者の人が頑張っているんですね。
原作漫画「重版出来」のあらすじのネタバレとは?
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さて、詳しく原作漫画を見ていきます。
まずは簡単にざっくり説明すると、舞台は週コミック誌「週刊バイブス」の編集部。主役の黒沢心(くろさわこころ)は元柔道のオリンピック候補。
怪我のため、その道を断念し、選んだ編集の仕事。そして配属された編集部で、さまざまな経験をして成長していきます。
そして編集部はかなり個性的な面々。その編集部メンバーだけでなく、営業また本屋さんの店員さんまでもが、漫画家を育て、漫画を多く売るために、一生懸命頑張る姿を描いています。
そして話は漫画家や営業マン、編集部メンバーにスポットをあてつつ、最後はほっこり、時には涙してしまうような、そんなお仕事にまつわる良い話となっています。
読者まで元気にしてくれる、そんな原作漫画です。
それでは少し詳細に。
主人公心が編集者になるまでのエピソードとは?
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話は柔道一筋だった黒沢心が怪我によって、柔道を断念。そして新しい道として選んだのは、漫画の世界。幼少期に柔道の漫画に感動して何回も読んで、その影響で柔道を始めたということが理由でした。
でも、マスコミ業界はそんなに簡単に入れるものではありません。かなり狭き門。周囲には、絶対無理だと言われますが、心は「楽に勝てそうなところで負けて、絶対無理なところで勝つ」という変な運を持つ女の子だったんです。しかし、簡単にはいかず、20社も落ちた既にたどりついた出版社の面接で、心の才能を見抜いた社長。晴れて入社し「週刊バイブス」に配属されることに。
ちなみに、面接で心は暴漢と勘違いした社長を柔道の技をかけてやっつけるという失態をしてしまいますが(笑)
編集者や漫画家たちは個性的な面々
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心は、主に五百旗頭の指導を受け、漫画業界や編集についてさまざまなことを学んでいきます。そしていろいろな漫画家と仕事をすることで、さまざまな問題に直面し、それを持ち前の明るさとガッツとセンスで解決していきます。
その漫画家さんのトラブルや問題を解決していくエピソードが泣けるんですね。
ちなみに、原作漫画に出てくる編集部や漫画家たち、などなど、ドラマの登場人物とほどほぼ同じです。かなり原作に忠実に再現しています。見た目までも(笑)
ストーリがどこまで原作と同じなのか、またオリジナル要素も絶対あると思うのでその辺も楽しみです。
登場する漫画家やエピソードは非常に多いので、全部は書ききれないので、一部ネタバレします。
小日向文世さん演じる漫画家三蔵山龍のエピソードとは?
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おそらく第一話で描かれるこの漫画家さんのエピソード。
「バイブス」のベテランの看板漫画家さんで、締切もきっちり守り、とっても手のかからない人です。
ところがアシスタントの漫画家に「センスが悪い、デッサンが狂っている、みんなそう言っている」と言われ、またネットで悪口を言っている記事を見せられます。「オワコン」と言われていました。オワコンとは「終ったコンテンツ」古い・もう必要のない「ゲーム」とか「遊び道具」という意味。
そして、自分のデッサンの衰えや、読者に自分の気持ちが届いていなかったことにショックを受けた三蔵山は漫画をやめる決意をします。
しかし、心が三蔵山のデッサンがおかしくなっているのが、年齢のせいで姿勢が前かがみになってしまったことが原因だと見抜きます。そして改善の余地あることをアドバイスして、見事解決し、三蔵山は連載を続けるのでした。
坂口健太郎演じる小泉純のエピソードとは?
実は原作ではそれほど、多く登場しない小泉。でもドラマにはイケメン枠が必要で、そこに坂口健太郎君を決めたことで、小泉君のエピソードが多くなったりオリジナル要素がいぱい入ってきそうですね。
原作のネタバレですが
小泉はコミック営業部。希望でない営業部に配属され、3年間異動希望を出しているけれど、営業部のまま。とくに仕事が面白いと思わずに、たんたんと仕事をこなす。
しかし、心と一緒に仕事をし、1人の漫画家の漫画を売っていくことで、仕事の面白さや魅力に目覚め、営業マンとして成長していきます。
この小泉が仕事に目覚めるきっかけになったのが「八丹カズオ」という漫画家。「タンポポ鉄道」という漫画を売るために、営業、編集だけでなく、書店員さんたちまでも地道な努力をするんです。
この過程もドラマで描かれると思うので、楽しみなところです。
そして、原作漫画ではない小泉と心の恋愛関係が描かれるのではないかと、個人的に踏んでいます。
最終回の結末の予想は?
原作漫画「重版出来」の連載は、継続中なので、最終回はするしかないんですよね。
ちなみに、この原作漫画は、大きな山場みたいなのがなく、1話ごとのエピソードで完結しているので、ドラマでどの漫画家のどのエピソードを盛り上げて、最終回に盛ってくるのかが興味深いです。
しかし、キャストなどから最終回の盛り上がりエピソードを予想すると
心が手がける新人漫画家中田伯(永山殉人)さんに関するストーリーかなと。この中田は絵はとっても下手なのですが、ストーリーに魅力があり、心が彼のデビューするまで一生懸命丁寧に育てるんです。ちょっと性格に難があるのですが、心に感謝をし、一生懸命デビューするまで、漫画の力を伸ばそうと頑張ります。
そのデビューまでの過程とオリジナル要素も入れて、ドラマを最終回まで持ってくるような気もします。またあくまで予想ですが。
まとめ
いよいよ始まる「重版出来」。原作が継続中で予想が難しいのですが、情報が入り次第、最終回のネタバレについては更新していきます。