4月14日から15日にかけて熊本を中心とした九州地方で大規模な地震が発生し、現在も継続しています。
震災といえば阪神淡路大震災、東日本大震災など記憶に新しい方という方もいらっしゃるでしょう。日本は地震大国といわれています。
いつまた大きな地震が起きるとも限りません。
今回は、地震が起きたときにまず何をしたら良いのか、何をすべきか、後々に困らないような注意点も踏まえてご紹介したいと思います。
地震が起きた時に何をしたら良いの?後で困らないように対応や注意点も
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まず、机の下などに隠れましょう
震度6以上の地震であれば、立ち上がったり、歩き回ったりすることなんてできません。
自分の身体を守るだけで精一杯です。
家具が倒れるというよりは家具が飛んでくるといった状況です。
戸棚や本棚の近くからまず離れましょう。
なるべく机の下などに隠れて、布団や毛布など何でもいいので頭の上からかぶって、物が直接当たるのを防ぎましょう。
扉を開けましょう
揺れがおさまったら、とりあえず、部屋の扉をすべて開けてください。
余震がくる可能性があります。
余震も含めて揺れがおさまったら外に出るための通路を確保しなくてはなりません。
部屋や家が地震でゆがんでしまうと、扉が開かなくなり外へ出ることができなくなります。
通路の確保はとても大事です。
靴を履きましょう
家の中にいる場合、素足や靴下の人もいらっしゃるでしょう。
部屋の中でガラスや食器が割れている可能性があり、そのまま歩くとけがをしてしまいます。
けがをしても病院にも行けませんので、まず足元を守ってください。
スリッパよりも足を全体に覆う靴にする方が良いですよ。
水の確保
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震災で何より困るのが水です。
飲み水やお風呂よりもとにかくトイレ用に水の確保をしてください。
阪神淡路大震災直後はお風呂の残り湯も次のお風呂をわかすまで不安で置いていたという話も聞きました。
それぐらい水に困っていたのだということがわかります。
1回トイレを流すのに必要な水はどれぐらいかご存知ですか?
何とバケツ2杯も必要なのです。
相当な量ですね。
とにかく、水をためられるだけためましょう。
自分たちのためだけでなく、水をまず確保して近隣の人や知人にも後から分けてあげることもできます。
ブレーカーを落とす
都市ガスは一定の震度の地震を観測すると自動でとまるようになっています。
食事の用意の最中に地震がきてもガスを止める余裕もないかもしれません。
揺れがおさまったら、コンロの火を消しましょう。
電気やガスが無事な場合はそのまま使用しておいてもいいのですが、止まっている場合はブレーカーを落としておきましょう。
そのままにしておくと復旧作業をして通電された際に通電火災になる可能性があります。
二次災害はできるだけ起こさないようにしなくてはなりません。
必ずブレーカーは落としておくようにしましょう。
無事の連絡をしましょう
携帯も電話もすぐにつながらくなります。
自分や家族が無事であることを最低限の人たちに手短に連絡しましょう。
連絡した先から知人等に伝言をお願いするようにしましょう。
いろいろと惨状を訴えたいところですが、他の被災した人たちも同じように連絡をしたいはずです。
他人も思いやる余裕もあまりないのが現状ですが、メールなどで送信しておくと時間がかかっても必ず届くようですので、電話とメールで使い分けをするようにしましょう。
情報収集を!
テレビやラジオがつながれば徐々にですが情報が収集できるようになります。
ただ、混乱に乗じて悲しいことですが嘘の情報やデマが流れることも多々あります。
今回の九州の地震では芸能人や有名人の方がツイッターなどで公的機関のアカウントを掲載するなどして話題になりました。
ツイッターなどやネットなど自分がとれる手段で信用性のある公的機関の情報を収集し、的確に行動するようにしましょう。
まとめ
実際地震の最中に行動することは難しいのが現状です。
初動を間違えると後々まで影響があり、死活問題になりかねません。
ご紹介したことも参考にしながら、家族で震災が起こったらどう行動するのか相談しておくのといいですね。