熊本を中心とした九州で起きた大地震、他人ごとではありません。
活断層がたくさんある地震大国の日本に住んでいるのですから、今度はあなたが被災するかもしれません。
地震が起きたらまずどこに隠れたらよいのでしょう?家の中であればどこが安全なのでしょうか?
防災グッズは家にありますか?地震が起きてからでは遅いのです。
今回は家の中の安全な場所と普段から準備しておくことについて考えてみたいと思います。
地震!家の中はどこが良いの?
地震が起きた時に何をしたら良いの?後で困らないように対応や注意点も
・三角スポット
震度6以上であれば棚や本棚が室内を飛んでいる状態です。
心の準備もないまま地震で揺れています。
南北に揺れるのか東西なのか、下から突き上げるような揺れなのかによっても違いますので、冷静に物の揺れを見極めてください。
三角スポットというのは、丈夫な家具のそばなどの三角に空くスペースのことです。
あなたの家の中を確認してください。丈夫な家具があればその隣がいいでしょう。
棚や食器棚は丈夫な家具とはいえません。
棚からは本が食器棚は食器が落ちてきますし、そのまま倒れてくると家具の下敷きになりますから、離れておいた方がいいですよ。
丈夫な家具がなければ、ソファーやベッドの隣で丸く小さくなって揺れがおさまるのを待ちましょう。
家具や天井が落ちてきてもソファーやベッドでとまり、スペースが空く可能性があります。
・トイレ
狭い空間で、四方に柱が入っているので崩れにくく、比較的安全だといわれています。
トイレの扉は必ず開けてからトイレに逃げ込んでください。
部屋や家が傾いて扉が開かなくなる可能性があります
一度あなたの家のトイレの造りを確認しておいてくださいね。
・机の下
机にもいろいろあり、例えばベニア板で作られた机であれば下に隠れても意味はありません。
引き出しがついている机や頑丈な机であれば落下物から守ってくれるかもしれません。
絶対にいてはダメな危険な場所とは?
熊本の地震でトイレ問題はどうなってるの?簡易的な作り方の動画を紹介
・窓の付近
ガラスが割れて飛び散ります。
危ないので近づかないようにしてください。
・ドア付近
柱もなく、壁もないドアの付近は崩れ落ちる可能性が高いので危険です。
日頃から準備しておくものとは?
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・まずは市販の防災リュックを購入しましょう
一般的に防災に必要とされているものが入っているので、とりあえず購入して置いておくと安心ですね。
リュックの中にあると便利なものを紹介します。
・水
地震が発生してからしばらくすると配給されますが、いつ配給されるともわかりません。
トイレの水などは持ち運べるわけがありませんから、飲み水として500mlのペットボトルを用意しておきましょう。
リュックの大きさや家族の人数にもよりますが、4、5本は用意しておくと良いでしょう。
・食糧
乾パンやカロリーメイトが一般的ですね。
保存もきくので、日頃から用意しておきましょう。
缶詰も保存がききますが、缶切りがなくても食べることができるものを用意しましょう。
地震でいざ食べようとしても缶切りがないと食べられないのは悲しいですね。
・簡易トイレやトイレットペーパー、生理用品
公園や避難所に行けばトイレは何とかなるという人もいますが、水が流れない中で決して衛生的とは言えず、トイレに行きたくないという人もいるようです。
簡易トイレはすぐ固まるタイプのものもあり、用意しておくと助かるアイテムです。
女性の場合は、生理用品も重要です。
トイレットペーパー同様に必ずリュックに入れておきましょう。
・ラジオ、懐中電灯
情報を入手するのにラジオは便利ですので、必ず用意しておきましょう。
懐中電灯は電池式のものもあれば、手回し式の物もあります。
乾電池をたくさん用意できるのであれば電池式でもいいですが、途中で切れてしまう可能性もありますので手回し式の物を用意しておきましょう。
・紙皿、お箸、サランラップ
水が止まる可能性もあります。
食事をしてもお皿を洗えません。
紙皿もたくさん確保できないかもしれませんので、サランラップをお皿にしいて使いましょう。
・雨カッパ、レインコート
震災の後には雨が降ることが多いと思いませんか?
阪神淡路大震災の時も東日本大震災の時も今回の熊本の地震の時も、追い打ちをかけるように雨が降っています。
雨カッパやレインコートを用意しておきましょう。
少しぐらいであれば防寒にもなります。
・その他
カイロやウェットティッシュなどあなたが気になるものも入れておきましょう。
お金や保険証、運転免許証のコピーも入れておくと安心ですね。
まとめ
熊本地震に絡めて紗栄子を批判するのはヒドイ?本当に不謹慎なの?
いかがでしたか?
地震が起こってからでは間に合いません。
ご紹介した内容を参考に、あなたの家の中での安全な場所を確認しておいてください。
もしものために防災リュックも是非用意しておいてくださいね。