結婚式で友人代表のスピーチを依頼されたら、良いスピーチをしたい、スマートで少しユーモアなスピーチをしたいと考えますよね。
いろいろ考えすぎてまとまらず苦労することも多くないですか?
今回は友達の結婚式でスピーチを頼まれた際に、祝辞を作る際のポイントやマナ、スピーチの挨拶のマナーやスピーチの仕方、文例についてもご紹介しますので、是非参考にしてください。
やってはいけないNG集もご紹介します!
祝辞を作る際のポイントとマナーとは?
◆スピーチの構成を考える◆
まずは文章の組み立てを考えましょう。
それに合わせて、自分が話したいことをまとめるようにします。
構成としては、祝辞、自己紹介、エピソード、締めの挨拶となるのが一般的です。
祝辞
スピーチの導入部分はほぼ定番になっています。
「○○くん、○○さん、ご結婚おめでとうございます。また、ご両家の皆様、本日は誠に(本当に)おめでとうございます。」
などが、一般的でしょうか。
奇をてらうような導入はやめましょう。
自己紹介
自分のことを簡単に説明しますが、ここでは新郎や新婦とのつながりを紹介するのであって、自分自身の紹介をするのではありません。
「私は○○くんと高校時代からの友人で、3年間一緒にバスケットボールで汗を流してきました」
「私は○○さんとは小学生からの20年来の親友です」
などと簡潔に間柄を述べるようにしましょう。
エピソード
エピソードが一番難しいですよね。
自分しか知らないようなこと、あれもこれも面白いことがいっぱいで全部言いたいと思うと、なかなかまとまりません。
ポイントは、スピーチを聞いた人が容易に想像できるような内容にすることです。
あなたと新郎新婦には映像として記憶に残っていても、周囲の人はわからないのであまり凝った内容や独りよがりの内容にするのはやめておいた方が良いですね。
「○○くんは、学生時代にボランティア活動にも積極的に参加し・・・・・」
「○○さんと旅行に行った際、私がお腹が痛くなり苦しんでいる時に本当に優しくしてくれて、助けてくれました」
など、人柄がよくあらわれる内容にするといいかもしれません。
新郎新婦の人柄を語るために導入が長いと、聞いている人は理解できなくなります。
簡潔に述べるようにしましょう。
締めの挨拶
「いつまでも末永くお幸せに」
が定番ですね。
私ともたまには遊んでくださいね、ぐらいは入れてもいいかもしれませんが、締めの挨拶なので長々と話すよりは、簡潔にした方が良いでしょう。
スピーチの原稿ができあがったら、あなたの家族に内容が言葉の言い回しがおかしくないかなどチェックしてもらったり、聞いてもらうようにするといいですね。
スピーチの挨拶のマナーやスピーチの仕方とは?
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司会者からあなたの名前が呼ばれたら、テーブルの周囲の人たちに軽く会釈をしてから立ち上がり、マイクに向かいます。
照れて笑いながら歩いている人も見かけますが、胸を張って堂々とマイクまで歩くようにしましょう。
招待客はあなたのことも見ていますが、あなたを通して新郎新婦のことも見ていますので、恥ずかしくない態度で臨んでください。
マイクの前に立ったら、一礼をします。
新郎新婦や両親は立っている場合がありますので、「皆様どうぞご着席ください」と一声かけてください。
スピーチは緊張します。
失敗も許されませんし、注目されるのでまさに手に汗を握りながら、声もうわずってしまいます。
できるだけ落ち着き、自分が思っているよりもゆっくりとはきはきと話すようにしましょう。
そのためには原稿ができあがったら何度も練習するようにしましょう。
もちろん、原稿を持ってスピーチをすれば良いので覚える必要はありません。
スピーチが終わると一礼して、席に戻ります。
席に戻った際も「緊張した」などと周囲に言う人も見かけますが、目立ちます。
スポットライトがまだあなたに当たっていることもありますので、最後まで堂々とした態度を心がけましょう。
スピーチでのNGとは?
スピーチが長い
いろいろ話したいので長くなると思いますが、なるべく簡潔になるように心掛けましょう。
結婚式にふさわしくない内容
新郎新婦の過去の恋愛や暴露話はやめておきましょう。
また忌み言葉(別れる、離れるなど)は使わないようにしましょう。
ウケをねらってくだけすぎない
友人代表なので少し場を和ませたり盛り上がらせたいと考えてしまいがちですが、今回はあくまで結婚式です。
二次会ではくだけて楽しく盛り上がってください。
奇をてらわないスピーチをオススメします。
早口すぎる
緊張するとどうしても早口になってしまいます。
また、緊張しすぎてぶっきらぼうになってしまうこともあります。
そうならないために、練習してください。
他人に聞いてもらうのもいいですね。
まとめ
いかがでしたか?
簡潔で無難なスピーチでも心のこもった内容であると、聞いている人にも感動を与えると思います。
この人に頼んで間違いなかったと思ってもらえるようなスピーチになるといいですね。