京都の中心から少し外れたところにある嵐山ですが、情緒あふれる街並みと美しい自然が共存しており、観光客に人気のスポットとなっています。
今回は桜に注目して、この時期にだからこその嵐山の魅力と満開情報をご紹介していきます。また嵐山の桜の満開はいつまで楽しめるのか、見頃の時期についてもご紹介。
遅くまで楽しめる桜もありますので、見頃を逃してしまった人、また混雑を回避してお花見したい人も必見です。
嵐山に着いたらまず渡月橋へ!
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嵐山へ行く場合は、JRなら「嵯峨嵐山駅」、阪急なら阪急嵐山線の「嵐山駅」を目指すと分かりやすいです。
渡月橋(とげつきょう)の周辺にはおよそ1500本の桜が咲いていて、さまざまな桜の見方があります。
橋の上から山のあちこちに咲く桜を眺めるもよし、川沿いの桜を一望するのもよし、もしくは少し離れて渡月橋と桜を同時に見るのもオススメです。
渡月橋のすぐそばには中之島公園があり、日没から22:00までライトアップもされます。
ただ、ライトアップの時期は明確に決まっておらず、ピークを過ぎたら終わりとなっているので注意してください。
例年のライトアップ日程から予想すると、今年は4月17日の日曜日が最後なのではないかと思われます。
天候にも左右されますので、嵐山の夜桜を楽しみにしている方は早めに計画をたてたほうがよさそうです。
嵐山に咲き誇る満開の桜を楽しみたい場合は4月10日ぐらいまでに訪れるといいでしょう。
ライトアップを見逃したとしても、嵐山には早めに咲くしだれ桜・ソメイヨシノと遅めに咲く八重桜などが程良いバランスで植わっているため、4月の下旬まではお花見ができます。
少しでも混雑を避けたいなら遅めに行ってみるのはどうでしょうか。
満開の八重桜は4月25日ごろまで楽しめます。
自然あふれる亀山公園を歩こう
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渡月橋を堪能したら、次は亀山公園を目指すといいでしょう。
亀山公園は広い上に比較的観光客が少ないので、人波で疲れた心がいやされます。
公園は渡月橋から5~10分のところにあります。
キレイに整備された公園なので、レジャーシートを広げてお弁当を食べることもできます。
公園内には展望台もあり、山に挟まれた保津峡と山肌に咲く桜があなたをむかえてくれます。
タイミングがあえば展望台からトロッコ列車も見ることができますよ。
今年は例年に比べて暖かいので、きっと吹きぬける風も心地よいでしょう。
帰りには公園内にある竹林コースに立ち寄ってみてください。
また違った嵐山の顔を見ることができます。
亀山公園のスグ近くの天竜寺にも寄ってみよう
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亀山公園から帰ってきたら、そのまま近くの天竜寺に行ってみましょう。
天竜寺には200本もの桜が咲いており、特に多宝殿前のしだれ桜は見ごたえがあります。
天竜寺は世界文化遺産にも指定されています。
歴史的建造物と大きなしだれ桜はなかなか見ることができないぜいたくな組み合わせです。
ただし、天竜寺はライトアップをしておりませんので、訪れるなら暗くなる前に行っておきましょう。
しだれ桜はソメイヨシノよりも少しだけ開花が早いので、4月5日ぐらいが満開となります。やはり4月10日くらいまでには訪れるようにすると見頃を楽しめるでしょう。
まとめ
嵐山には、町のいたるところにたくさんの桜があります。
名所と穴場をうまく使い分けて、楽しいお花見にしたいですね。
天気がよければぜひお弁当を持って行って、お気に入りスポットを探してください。