8月18日に公開した映画「打ち上げ花火下から見るか横から見るか」ってタイトル長い(笑)
早速映画見てきましたので、その感想や、映画がリメイクなのか??についてまとめてみました。
またあらすじのネタバレもありますので、閲覧注意です。
打ち上げ花火下から見るか横から見るかはリメイク?
実写ドラマのアニメ化です。
公開初日のツイッターなどみ...
原作は岩井俊二監督による1993年に放送されたドラマです。
ヒロインが奥菜恵さんで、実写からアニメ化って珍しいですね~。
このドラマはもともとは「if もしも」というオムニバスドラマの一編として1993年8月26日にOAされたものですが、TVドラマだったのですが、日本映画監督協会新人賞を受賞。珍しいケースですね。
その後、1995年に再編集された劇場版が公開されました。熱烈なファンも多く、舞台になった町に出向くファンも多い名作です。
私も当時見たのですが、奥菜恵さんの美少女すぎてかわいくて!!!
ちなみにドラマバージョンのあらすじです。
花火大会の日、同級生で想いを寄せるなずな(奥菜恵)からプールの50m競泳勝負で勝ったほうと駆け落ちすると持ちかけられた小学生典道(山崎裕太)と祐介(反田孝幸)・・・。人生の選択を分岐点をテーマに1つの物語で2つの異なるラストを描くif・・・。
原作は45分のドラマですが、それを90分の映画にするので、ストーリーはもちろん変わっています。
ちなみにドラマでは小学生の設定ですが、映画バージョンは中学生。これだけでもかなり雰囲気違いますね。
打ち上げ花火下から見るか横から見るかのあらすじは?
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私も早速公開初日に見てき...
そんな映画バージョンのあらすじは以下です。
とある千葉県にある海辺の町。
中学校は夏休みの登校日。お祭りと花火大会を前に町中どこか浮き足立っています。
そんな中「花火って横から見ると丸いと思う?平べったいと思う?」という話題で盛り上がる典道と裕介たちたち遊び仲間5人。
5人はそれを確かめるため、花火が打ち上がる茂下灯台に向かうことにします。
でも典道にはそれ以上に気がかりなことがありました。
祐介と典道が想いを寄せているクラスメイトのなずな。
それは今日の昼のこと・・・祐介と典道が当番で掃除をしにプールに行くと、そこに彼女がいました。
なずなを横目に50m競争の賭け勝負をする2人。
自分が勝ったら・・・なずなに告白すると。
そんな2人の話を聞いていたのか不明だが・・・なずなが「私もやる」「私が勝ったら私のいうことなんでも聞いて」と言い、勝負に参加することに。
スタートした3人。
典道は泳いでいる間に途中で怪我をして一番ビリになってします。
その日、典道が家に帰ると裕介が典道の家で待っていました。
仲間5人での約束の時間まで暇だから一緒にいようと言う裕介。
しかし、典道の怪我をした足を見た祐介は、自分の父親の病院に行くように勧め、プールでなずなに花火デートに誘われたことを打ち明けます。
そして「なずなが病院で待っていたら(祐介は一緒に)行けないと言っておいて」と典道に言います。
典道がなすなのことをの気持ちを気遣ったからだったよう。
そして病院でなずなに会った典道。なずなは、なぜかスーツケースを持っていました。
なずなに裕介が来ないことを告げた後、「もし島田君(典道)を誘っていたらどうした?私、2人のうち勝った人を誘うつもりだったの」と言うなずな。
「島田君が勝つと思ってたのに・・・なんで負けちゃったの・・・」となずな。
母親の再婚で転校が決まっていたなずなは、家を出ようとしていたのでした。
しかし、典道の目の前でなずなは家を出ようとしていましたが母親に捕まってしまいます。
「もしも・・・あの時・・・オレが勝っていたら・・・」
今朝なずなが海で拾ったという謎の綺麗な玉を、悔しさから思いっきり投げつける典道。
するといつも間にか典道は昼間のプールで賭け勝負に勝ち、なずなから花火に誘われていました。
時間が巻き戻り、なずなから花火大会に誘われていたのです。
時間が巻き戻り、過去がやり直されたのです。
「かけおち、しよ」なずなに、誘われた典道は2人で町から逃げ出そうとするのだが、なずなは再び母親から連れ戻されてしまう。
そしてまた繰り返される時間・・・。
原作と同じように時間が戻って、違う結末に。
しかし、原作と違うのは、原作ドラマはifなので2つの結末しかないのですが、映画では何回もやり直します。
そんなに!?ってくらい(笑)
打ち上げ花火下から見るか横から見るの感想は?
この映画、...
私は好きです!「私は」って言うのは、これって好み分かれるな~と思ったからです。
このストーリーですが、特に事件が起きる訳でもなく、結末に大ドンデン返しがある訳のない、至ってシンプルなストーリーです。
先ほどまとめたあらすじ・・・そのままです。
そう、典道がひたすら、タイムリープして、なずなと逃避行する物語。
そして最後はなずなと切ないお別れ。
でもとにかく映像が綺麗です。
千葉県の田舎町の風景、その中に出てくる花火、海の上を走る電車。
そして、田舎の素朴な中学生の恋愛、友情。見ていて、癒されてホッコリします。
しかし、人によっては退屈に感じそうな内容な気がします。
私はシンプルでピュアなストーリーが好きなので、かなりおすすめですが「つまらない」と「面白い」の賛否が分かれる気がします。
その中で個人的におすすめポイントは、なずなの声を担当している広瀬すずさんの声。
かわいい、そして神秘的で魅力的でうっとりします。
聞いてて心地いい。広瀬すずさんのイメージ変わりました。外見同様にかわいいですね~♪
劇中で松田聖子さん「瑠璃色の地球」を歌うシーンがあるのですが、これ必見です。
カラオケ行って思わず歌いたくなりました。
一方、典道役の菅田将暉さん、正直、見ていて菅田将暉さんの顔が浮かんできてしまう・・・菅田将暉さんそのまんまの声でした。ちょっと残念ポイントです。
これは、有名俳優さんを起用しているので、しょうがないですね~。
菅田将暉さんが番宣してるから見よう!!って人も多いと思うので、キャストとしては必要だったと思うので。
そんな映画「打ち上げ花火下から見るか横から見る」、是非あなた好みなのか、そうでないのか、確認して欲しい作品です。