偽装の夫婦第一話のあらすじと感想!視聴率は?ネタバレありです

 

いよいよ始まった、天海祐希さん主演の「偽装の夫婦」。評判は上々のようです。注目の視聴率やあらすじ、感想をまとめてしました。ネタバレありなので、注意です。

「偽装の夫婦」の注目の視聴率は?

天海祐希主演ドラマ偽装の夫婦!あらすじとキャストは?ネタバレあり

平均視聴率が14.7%だったそうです!さすが、視聴率女王の天海祐希さん主演ですね。ちなみに、同じ時間帯で同じく初回が放送された、西島秀俊さん主演のフジテレビのドラマ「無痛・診える眼」は11.6%と「偽装の夫婦」の勝利でしたが、11.6は決して低くない数字なので、今後の評判によっては、どうなるかわからないと思います。2つのドラマの今後の視聴率対決は注目ですね!

 

「偽装の夫婦」第一話のあらすじ

 

本を愛する嘉門ヒロ(天海祐希)は図書館司書として働いています。彼女は幼い頃から、美しい上に何をやらせても完璧にこなすために、人に妬まれ、疎んじられてきたことで、人間嫌いに。いつも穏やかに、笑みを浮かべて、心の中で周囲の人々に悪態をついていました。すでに両親も亡くしているので、古いアパートの一室で大量の本に囲まれて、1人暮らしです。

ある日、ヒロが図書館で幼稚園児たちに絵本の読み聞かせをしているときに、彼女をじっと見つめる人物がいました。それは、陽村超治(沢村一樹)。超治は、ヒロのかつての恋人で、幼稚園の園長代理を務めていました。そしてヒロは、超治と25年ぶりに再会します。25年前、超治はヒロの前から突然姿を消してしまい、二人の関係は終わっていました。ヒロは、超治がなぜ自分を捨てたのか、ずっと気にかかっていました。

その夜、ヒロは超治から連絡があり「頼みごとがあるから、話したい」と喫茶店に呼び出されます。25年前のことなど、全く気にしてない様子で明るく無神経に話をする超治にヒロは呆れてしまいます。ヒロが25年前に自分を振った理由を聞くと、超治は自分がゲイだと言いました。彼は、ヒロと一夜を共にしたお蔭でゲイであると自覚し、正直に生きていくことにしたと言います。その告白に、ヒロはショックを受けます。そして超治は、偽装結婚してほしいとヒロに頼みます。母親が、ガンになってしまい、余命半年と宣告されてしまった。そして、その母親を、亡くなる前に安心させるためだと説明するのです。ヒロは、超治の申し出をきっぱりと断りました。

そんな中、ヒロの部屋の床が、大量の本の重さで抜けてしまいました。弁償代金としてアパートの大家さんから300万円を請求されてしまうヒロだったが、貯金では足りず払うことができませんでした。ヒロは、住む家を失ったうえに、借金まで背負うことになります。

困り果てたヒロは、意を決し、育ての親である叔母の郷田照乃(キムラ緑子)の家に行きます。そしてそこで会った叔母の娘の名波八重子(坂井真紀)から照乃の夫が家から女のところに出て行って、機嫌が悪いと聞きます。

ヒロが姿を現すと、冷たい態度の照乃にお金を借りることができませんでした。そして、その際、「照乃の長男である郷田天人(佐藤二朗)はヒロと同じ学校に行きたくて、五浪して結局引きこもりなった」「名波八重子はいつもヒロと比べられて、ばかにされていた」2人ともヒロを見ても良い想い出がないはずだと言われてしまい、嫌な思いをします。また、照乃がヒロの死んだお母さんとヒロが一緒に映っているの写真を捨ててしまったと聞き、ショックを受けます。

 

ヒロがお金について困っていると、超治から電話が来ます。超治は、面倒な相手と会わなければならないので同席してほしいとヒロに頼みます。最初は断っていたヒロですが、来てくれれば300万円を貸すと言われ、超治と一緒にその相手との待ち合わせ場所へ。そこに現れたのは、超治の母・華苗(富司純子)でした。喜ぶ母親を前に、超治は「彼女は35歳」「子供ができたので結婚する」「出会い系で出会った」と嘘をついてします。ヒロは「感謝します!」と華苗に泣かれて、結局嘘であることを華苗に言えませんでした。

華苗はヒロに「本当は(超治が)ゲイじゃないかって、心配してた」「大学の時に付き合った人がいたみたいだけど、その1回しか聞いたことないから」と言いました。

 

その後、超治の家に戻ったヒロと超治が話していると、幼稚園の園児の母親水森しおり(内田有紀)から、娘が運動会に出たくないと言っていると連絡が入った。超治は、親が出る障害物競争があり、しおりが足が悪いので、娘がしおりに気を使って、出たくないと言っている、本当は運動会に出たいはずだ。しおりは、シングルマザーだからお父さんがいない、ヒロは陸上部だったのだから、一緒に出てやってくれと頼みます。そんな話をしているとき、ヒロと超治は喧嘩になします。超治はヒロに「地味にして、嘘くさい服着て。こんなに変わってしまった。25年前は輝いていたのに!そんなの、私が好きだった、ヒロじゃない!」と言いました。

心の中で悪態をつくヒロに対して「今、心の中で悪態ついてるんでしょ!」と

超治。超治に文句を言おうとしても、言葉が出てこないヒロ。「自分にかけた呪いは、自分で解決するしかないのよ!」と超治に言われてしまいます。

 

運動会当日に図書館に来たしおり親子。ヒロは娘に「本当は運動会に行きたいんじゃないんですか?お母さんのために、我慢したんですか?本当は、お母さんの足が悪いから、恥ずかしかったんじゃないですか?もしそうなら、お母さんは傷つくんじゃないでしょうか?お母さんは、ゆいちゃんと一緒に走れるなら、他の人に何を言われたって、何も気にしない人です。違いますか?」と言います。その言葉を聞いたしおりと娘はヒロと一緒に運動会に行くことになります。

 

運動会会場に付き、足を引きずりながら、障害物競争をするしおりと娘。周囲には2人に冷ややかな言葉を浴びせる人も。借り物カードを見て困るしおり。カードには「かぞく」と書いてありました。超治はしおりからカードを取り、ヒロに見せます。それが合図であったかのように、ヒロは走って、しおり親子に駆け寄り、しおりをおぶって障害物競争で走ります。超治は放送で「今(しおりを)おぶっている人は、家族同然の人です。」とフォローします。そして、競争が終わったら、ヒロに感謝するしおり親子でした。

 

後日、図書館のヒロに運動会のお礼にくるしおりと娘。「実は、今日はお願いがあってきました。」「なんでしょう?」とヒロが聞くと、驚くべきことをしおりが言います「わたしたちの家族になってくれませんか?」「すみません、私、あなたのことを好きになってしまいました。」びっくりして「はい?」と言うヒロ。

ここで第一話は終わりです。

 

「偽装の夫婦」の感想

[ad#ad-1]

物語がずっと、ヒロの心の中での悪態を中心に進んでいくのが印象的なドラマでした。例えば、通勤のバスの中、親の文句を言う女子高生に「だったら、1人で生きろよ小娘!」バスの中でいちゃつくカップルに「ここは家じゃないんだよ!」子供が騒いている母親に「母親のしつけが悪いから、そんなガキになるんだよ!」。またしつこく誘ってくる図書館の館長には「一度食事付き合っただけで、しつこいんだよ!ジジイ」と汚い言葉のオンパレード。でも、終始笑顔のヒロ。独特なキャラクターですね。でも寡黙なこの感じは、脚本遊川和彦さんの他の作品「家政婦のミタ」松嶋菜々子や「○○妻」の柴咲コウが演じたキャラクターと似ていると思います。遊川和彦さんって、寡黙で内に何かを秘めているキャラクターが好きなんでしょうか。ヒロはひどいことをされて、文句を言いたい超治対しても心の中で悪態をつくものの、直接はいう事ができません。今後、偽装結婚で夫婦になると思いますが、その過程で、どうヒロの人格が変わっていくのか、楽しみだと思いました。

また、超治を演じる沢村一樹の、ゲイの芝居が最高で、笑ってしまいます。おネエ言葉がすごく合っていて、本当なんだと錯覚しそうでした。ヒロとの喧嘩のシーンもおネエ言葉連発で、良いことを言っているのに、思わず笑ってしまいます。

第一話は、最後の運動会のシーンが見どころだったと思います。ヒロが娘に図書館で娘を運動会に参加させようと問いかけるシーンと、ヒロがしおりをおぶって、走るシーンは、ジーンと来てしまいました。超治との出会いと通して、ヒロの人格が変わっていく過程を描いていくドラマなのかなと思いました。今回の運動会のような行動をヒロにさせたのは超治の力が大きかったので。

最後は、しおりのびっくり発言をしたところで終わっていて、しおりとの関係も今後注目だと思います。

 

「偽装の夫婦」のまとめ    

偽装の夫婦の2話のあらすじと感想は?第3話の予想も【ネタバレ注意】

遊川和彦さん脚本に多い、独特な個性を持つ主人公のドラマでした。今回は超治とのシーンが殆どでしたが、今後は他の脇役陣と、どう絡んでいくか、脇役陣がどう演じてくれるかが、楽しみだと思います。第一回ではなかなか判断できない視聴率からわかる、世間の評価にも注目したいところです!

 

コメントを残す